学生寮のイメージは変わった?
医学部に入ることになった際、遠方からの引っ越しになるとアパートを借りるのか、学生寮に入ったほうがいいのか悩むかもしれません。
どちらが望ましいかは環境によって異なりますが、その昔の学生寮には当番や門限などのルールが設けられているため、古臭いイメージを持つ方も多いでしょう。
しかし現在の学生寮とは、どんなものなのか見ていこうと思います。
学生寮に入寮するメリットとは?
結論から言うと、多少の制限はありますが入寮するメリットがあります。医学生として勉学を優先しながら、学生のときにしか経験できない共同生活ならではのメリットと紹介していきます。
勉強に集中できる
医学部の勉強量は非常に多く、勉強に追われる日々となります。勉強に追いついていくには、勉強に集中できる環境が必要です。
学生寮は大学の近い場所にあり短時間での通学が可能なため、勉強時間を確保できます。
さらに食堂があるので料理や買い物に時間を割くこともありません。このように勉強に集中できる環境を手に入れられます。
周りの仲間に質問できる
医学部の学生寮に入ると周りはすべて医学部生です。そのため、講義や課題で分からないところがあれば、すぐに周囲に質問して解決できます。
また、先輩も住んでいるので、仲良くなれば勉強を教わることも可能です。自分が上級生になった場合、後輩に勉強を教えることもあるでしょう。教えることで学んだことの理解を深めることにつながります。その他、近年は「学生マンション」として寮よりも一人暮らしのような生活ができるところもあります。
医学部専門の学生寮
大学の中には、医学部専門の学生寮を持つ大学があります。医学部専門の大学は上述のメリットを享受しやすいため、活用してみるといいでしょう。
医学部専門の学生寮がある大学は以下の通りです。
- 自治医科大学
- 順天堂大学
- 防衛医科大学
- 昭和大学
《参考》